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参加枠1 Free
Attendees
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参加者への情報 |
(参加者と発表者のみに公開されます)
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Description
主催
千葉工業大学
- 人工知能・ソフトウェア技術研究センター(ステアラボ)
- 研究支援部産官学融合課
開催概要
千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センター (ステアラボ)では、 ソフトウェア技術研究に関するオンラインセミナー「ステアラボソフトウェア技術セミナー」を定期的に開催しております。この度は、研究支援部産官学融合課との共催により千葉工業大学特別公開講座として「IoTのセキュリティ」についてシンポジウムを開催させていただくこととなりました。
スマートフォンやPCといった馴染みのあるモノだけではなく、スピーカー、テレビ、照明、電力メーター、自動車、等々、様々なモノが接続されネットワークを形成するIoT(Internet of Things)が浸透しつつあります。IoTは先進的なサービスの実現など、豊かな社会の実現に資することが期待されていますが、その一方で自動車が乗っ取られるなど、これまで想定していなかったような脅威をもたらすとも言われています。
一体どのような手段で攻撃されるのか得体の知れないうちは恐ろしいものですが、その正体やそれに抗う術が分かってしまえば、多少なりとも気が楽になるかも知れません。そこで今回は、お2人の講師をお招きし以下の内容で研究と産業の2つの視点から、IoTセキュリティにおける脅威と対策について、その実情に迫るお話しを頂きます。
日時
2021年3月17日(木) 13:10 〜 16:30 (オンラインアクセス開始 13:00)
会場
オンライン
プログラム
- 13:00 オンラインアクセス開始
- 13:10 主催者挨拶
- 13:15 〜 16:30 シンポジウム
- 13:15 〜 15:00 森 彰 氏 「IoT とサイバーフィジカルシステムのためのセキュリティ ~脅威と対策~」
- 15:00 〜 15:15 休憩
- 15:15 〜 16:30 本田 康晃 氏 「IoT 製品を出す際に考えるべきセキュリティの課題と対策」
シンポジウム講師と講演概要について
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森 彰 氏 (産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター ソフトウェアアナリティクス研究チーム長)
- 略歴:2001年産業技術総合研究所入所、情報系研究ユニットの研究グループ・チーム長を経て現職、2016年住友電工−産総研サイバーセキュリティ連携研究室長兼務
- タイトル:「IoT とサイバーフィジカルシステムのためのセキュリティ ~脅威と対策~」
- 概要: 組み込み機器がネットワークに常時接続されるようになるにつれ、これまで想定されていなかったセキュリティの問題が表面化しつつある。こうしたIoT機器では、セキュリティ対策や管理が十分でないため、サイバー攻撃を防ぐことは簡単ではない。センサーやアクチュエータといったIoT機器が、実世界へのフィードバックを伴う情報処理システム(サイバーフィジカルシステムと呼ばれる)に活用されていることを考えると、IoT機器のセキュリティは重要な社会問題であると言える。本講演では、IoT機器のセキュリティの問題点を近年発生した事例をもとに解説したのち、自動車や産業システムのセキュリティについての事例を紹介しながら、どのような対策が必要か検討する。
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本田 康晃 氏 (CISSP, ソニー株式会社 品質マネジメント部 主任技師)
- 略歴:1996年ソニー株式会社入社、ホームネットワーク技術の開発・商品化、2015 年セキュリティ品質技術部統括部長、2017 年品質・環境部製品セキュリティ・ソフトウェアコンプライアンスグループゼネラルマネジャー、2019年主任技師
- タイトル:「IoT 製品を出す際に考えるべきセキュリティの課題と対策」
- 概要: テレビやオーディオ機器をはじめネットに接続される機器が増えてきた。これらもIoT機器の一種であり、本講演ではそうしたIoT機器のセキュリティについてソニーでの取り組みを紹介しつつ具体的な課題と対策について解説する。まずIoTのセキュリティについて、基本的な課題と対策について紹介する。これは技術的対策も含まれるが、その周辺で実務として考えておくべき事柄も含む。さらにIoTのセキュリティに関する最新の課題(PSIRTへの取り組み、法制化の状況など)についても紹介する。
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